卒業と進級の季節、別れの言葉と感謝の気持ちを贈り物にこめる。
慌ただしい新1年生でしたが、あっという間に気が付いたらもう4月です。
子供と過ごしていると、その年の春は1回しかこないというのをものすごく感じます。今回は、集団登校をしてくれた子供たちに、小学校卒業、進級、ありがとうとさようならの言葉を贈り物とお手紙にこめました。
折り紙に、息子が言葉を書き、星、ハート、お花をそれぞれ書いて、封筒にいれました。
贈り物は、図書券と無印のおやつにしました。ひとりアレルギーの子がいたので、その子はタオルハンカチに。
息子も従妹や友達以外に、初めて渡す贈り物ということでドキドキ緊張と楽しみという気持ちで、準備してからずっと、そわそわしていました。
集団登校を1年してくれて、大感謝♪
2021年4月に集団登校で、近所に住むAちゃん(小6)、Bくん(小6)、Cちゃん(小4/転入生)と、我が息子の4名での登校が始まりました。
3人兄姉妹のAちゃん(末っ子)は、息子が2歳の時に声かけてくれたり遊んだりしてくれました。お兄ちゃん、お姉ちゃんも抱っこしてくれてたので集団登校(4月のみ)が終わっても、一緒に行ってくれるとのことで、その言葉に甘えていました。
2人兄弟のBくんは、わりと大人しい感じの男の子で話しかけてもお兄ちゃんの後ろに隠れている感じの子で、無口ですが優しい印象。時々、遅くなったり、忘れ物を取りに帰ったり、寒い日なのに上着を着ないという男の子らしい感じです。Bくんには一緒に行ってくれる約束はしていなかったのですが、結局、最後まで付き合ってくれました。
小4のCちゃんは、転入してきたばかりということで不安な4月だったと思います。お母さんも1学期中は集団登校の場所に来ていました。いつも時間どおりに来ていて、うちの息子と小6のふたりを待つ間、たくさんお話をしました。
そして2022年3月。いよいよ小6のふたりが卒業して、中学校へ入学します!(おめでとう!パチパチパチ~)
集団登校も今日で最後という日。なんだかすごく寂しい気持ちになりました。そして息子とお礼をしたいねということで、図書券・お菓子をそれぞれに贈ることにして、息子とともにお手紙を書いて持って行ったのが昨日3/28です。
小学校6年生って素敵!
最初はBくん。平日の17時にチャイムを鳴らすと、Bくんが出てきてくれました。そして「1年間ありがとっ(照)」っと息子が贈り物を渡すと、ものすごい笑顔で受け取ってくれて、恥ずかしがってる息子に話かけてくれました。「もうすぐ2年生だね。次は、1年生が入ってくるね。その子たちに優しくしてあげてね。」と語りかけてくれました。すごくかっこよくて、優しい、素敵な男の子です。
そしてAちゃん。「いつも一緒にいってくれて、荷物もってくれて、ありがとう。(照)」っと渡したら、「わぁ~ありがとう!嬉しいっ。」と、笑顔で受け取ってくれました。いつもよりさらにお姉さんらしい表情でした。そして彼女が小1の時に私たちが引っ越してきたこと話をして、一番上のお兄ちゃんも出てきてくれて(兄姉にもお菓子の贈り物あり)、「大きくなったね。何歳になったの?」「えっと、7歳。」「引っ越ししてきてから5年?次は何年生?」「いまお休みがあって、終わったら2年生なる。」っと息子とよい感じに会話をしてくれました。ものすごくほっこりした時間を過ごし、息子も私も大満足でした。
小学校4年生も、素敵!
Cちゃんにも。チャイムを鳴らすと遊びにいっているので15分ぐらいで帰ってくるとのことで、玄関先で遊んでいたら、自転車で帰ってきました。「あっ!Cちゃん、ちょっと~」と呼び止めて息子が、「えっと、いつもありがとう~(照)」って渡すと、満面の笑みで「ありがとう!またお話しようね」っと答えてくれました。これからも学校であったり、道で会ったらよろしくねっと話をして、3人でニコニコしながら、バイバイをしました。小4になると、ひとりで自転車に乗って遊びにいくんだなぁっと成長を感じました。
こどもからこどもへ。感謝の気持ちを贈るのは素晴らしい☆
息子も嬉しそうに準備をして、自分で手渡ししたい!とチャイムを鳴らすところまでは出来ました。いざ渡すときに、なんて言えばよいのか。私に頼ろうとするところもありましたが、しっかり伝えることができました。大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんは、私ではなく、きちんと息子に向かってお礼の言葉や、これからのことについて話かけてくれましたので、次回は、私は遠くから見守るほうが良さそうだと感じました。
こどもから、こどもへ贈り物をする。
ご近所の子供たちには、息子が小さいころから、挨拶してくれたり、抱っこしてくれたり、遊んでくれたりしてくれました。いつも感謝の気持ちをもっていたのですが、この機会にお礼と贈り物が出来たので、私も本当に嬉しかったです。子供は大きくなると、恥ずかしさ等もあり挨拶をしてくれなくなると思いますが、いつまでも感謝の気持ちが残ってます。みんな、本当にありがとう!
そして、こどもから、こどもへ贈り物をする。次回こういった機会があれば、息子がひとりで贈り物を届けるということをしてみたいと思います。こどもには、こどものコミュニティがあるんですよね。勉強になりました!
皆さんも、何か機会があれば【こどもから、こどもへ贈り物をする】経験をしてみてくださいね。それでは、イロドリある毎日をお過ごしください♪